今回は海外移住するにあたって、okakaoの両親のやる気度というか、意気込みについて焦点をあててみたいと思います。
今まで読んでくださった方は分かると思いますが、母親は20年前から英語の勉強を始めていましたし、短期語学留学の経験と移住に向けての意気込みが高かったのに比べて、父親は?というと、英語はおろかアルファベットの大文字小文字でさえも怪しい状況です。さらに、父親は暑いのが嫌い。(あのーマレーシアは常夏の暑い国ですよ!)言葉も分からず、しかも暑い所に行くなんて…
最初から夫婦が仲良く海外移住に乗り気ではなかったんですね。夫婦で温度感があったとokakao は認識しています。
ではあまり乗り気でなかった父親が移住する気になったのは何故なのか?
いくつか要因はあると思っています。
その1、リタイア失敗事件(ネーミングはokakaoが独断でつけております)
これは父親が母親よりも早く仕事をリタイアした事がありました。父親以外の家族3人は現役でフルタイム働いている状況です。okakao 家の掟「働かざる者食うべからず」ですので、リタイアしたとはいえ家の家事を父親がやる状況になりました。
洗濯ぐらいはまぁなんとかなったのですが、問題は夕食作りです。okakao家は長いこと宅配のヨシケイさんに材料を配送してもらっていましたので、メニューや作り方に困る事はないと思っていました。が、しかし今まで料理を母親任せにしてきたので、野菜の切り方の短冊切りにと書かれていても切り方が分からない。挙げ句の果てに独自の切り方で切り、大きさがバラバラで火の通りがまちまちになる野菜炒めが夕食に出てきて、調理関係の仕事をしている母親と妹からバッシングされるという可哀想な状況。調味料の分量も大さじ1とかをキッチリ測って入れる。(そんなもんは適当でいいんだよ) 1ヶ月くらいは頑張っていたかと思いますが、「働いていた方が良い」とリタイアを撤回し再度働きにでることになりました。
この時母親が投げつけた豪速球の言葉がこちらです。
「私は40年近く(料理を)やっているのよ!」(いかに大変か!思い知れ) ごもっともです。お母さんありがとう。この事件をきっかけに母親がいかに大変な家事をやってくれていたかを思い知ることになった父親であります。
また、一人日本で残され、娘と暮らしていても、リタイアしたら料理は自分で作らないといけないというのも、母親についていく要因かも知れません。
その2、煩わしい人間関係などから距離を置ける
人間関係は時にストレスになりますので、そういうものから自由になることができるのも海外移住の良さかも知れません。
死んだ後の供養の方法も夫婦2人で違う
以前父親は死んだら骨は故郷に埋葬して欲しいと申しておりましたが、今も変わっていないのでしょうか?
母親みたく「海にぱーっと蒔いちゃって」とはなりませんか?
父親の故郷は遠い、田舎、言葉が通じない、毎年お墓参りには行けそうにありません
あ、そうだ、この件に関しては妹に任せよう
今日はこの辺で終わりにしようと思います
最後まで読んでくださりありがとうございます