okakaoの楽しみ 人形浄瑠璃 文楽 千本桜

おはようございます。先日、初めて文楽観劇をしてきました。なぜ文楽?それは新大阪駅の構内に文楽人形が飾ってあるんですけど、電話でお問い合わせがあって道案内をする時に、この文楽人形を目印の1つとして、ご案内してました。「しばらく進むと文楽人形が見えて来ると思うんですけど…」みたいな感じでご案内しておりました。そんなご縁でいつかは文楽を観てみたいなぁと思っておりました。

そしてその機会が巡って来ました。源義経千本桜が大阪の国立文楽劇場で開催されるという事で、観て来ました。ただokakaoは日本の歴史はあんまり詳しくないので、源義経をあまり知らない。okakaoの出身は関東で近くに鎌倉があり、何回か訪れていますが、鎌倉時代の歴史も怪しい。ただアニメの「逃げ上手の若君」は好きなので、鎌倉幕府滅亡あたりの歴史は少しこのアニメから学びました。このアニメは面白いですよ。第1シーズンは終えて、次のシーズンの制作が決定されましたので、楽しみに待ちます。

さて千本桜に戻りまして、この物語は有名だそうで、『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』と並び、義太夫狂言の三大名作のひとつに数えられる三大物語の1つだそうです。でもね、okakaoは前2つの物語も知りません。笑。忠臣蔵は年末にTVでやっている、あの忠臣蔵でしょうか?

まずそもそも文楽とは?「人形浄瑠璃文楽」は、日本を代表する伝統文化の1つで、江戸時代の大阪生まれ。1つの人形を三人で操っています。舞台の横で語り部さんともう一人が三味線を生で弾いてくれて、語り部さんの言葉が舞台の上に表示されていました。文字で物語を追っていても分からない言葉が頻繁に出て来ます。それはそうだ!昔の話しですからね。

ちなみに文楽を「ぶんがく」と読んでいたokakaoでした。正解は「ぶんらく」なんですね。ご案内していた時も「ぶんがく人形」って言ってました。恥ずかしい。

千本桜は要約すると、死んだはずの平家の勇将、平知盛、維盛、教経が実は生きていた!源平の戦いで功績のあった源義経が、兄・頼朝(よりとも)に追われる立場になり、死んだはずの平氏の武将が実は生きていて、義経に復讐を企てたりと、様々な人間ドラマが繰り広げられる幻想の歴史ロマンです。

これは全五段で構成されており、全てを観ようもんなら朝から夕方までかかります。苦笑。okakaoは仕事がありましたので、第1部の初段と二段目まで観賞しました、それでも10:30から14:30まで、途中20分の休憩挟む。長い!でもあっという間に過ぎ去る、それぐらい面白かったです。事前に予習して大体の物語を勉強していたので、分からない言葉が出て来ても、ついていける。そして人形の細かい仕草が素晴らしいですよ。喜怒哀楽を細かい仕草で表現出来る所がなんとも言えない。だって、人形の表情は1つですよ、でも喜怒哀楽を仕草で表現して、不思議とのっぺらぼうの人形の顔がその感情に見えてくるのが魅力的でした。

また語り部さんの迫力ある語りと隣りで奏でる三味線の音色が新鮮でした。海外の方も観劇されていました。音声ガイドがありましたので、日本語が分からなくても楽しめるようになっていました。良いですね、日本の伝統文化を知ってもらう良い機会です。

会場でお弁当が売られていたのは、長丁場になり、休憩時間が20分しかないから、その間にパパッとランチを食べるのですね。

お土産は千本桜限定の絵葉書を購入しました。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

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